毎日使うキッチンはきれいな方がいいと思う方が多いと思います。毎日掃除をするという方も少なくないのではないでしょうか。ですが普通に使用していても気づいたら細かな傷やサビ、水アカ汚れがついていてしまったという経験をした方も数多くいると思います。掃除をしたついでに定期的にコーティングをしてあげると効果が持続して長くきれいな状態をキープすることができるはずです。
- なぜサビが出てくるのか
- 塩素系洗剤やしょう油など塩分が高いものが付着したまま放置する
- 置いたままにした空き缶などの金属類のサビ
- 塩素系のヌメリ取り剤(トリクロロイソシアル酸)
- キッチンのシンクのサビを落とすには
- クエン酸を使う方法
- メラミンスポンジを使う方法
- 重曹を使う方法
- クリームクレンザーを使う方法
- きれいな状態を保つのにお勧めのコーティング剤
- コーティング前のシンクの状態
- 普段と同じ掃除をする
- 付属のクリーナーとスポンジで丁寧にこすっていく
- 30分放置する
- 雑巾やタオルなどでクリーナーで拭きとっていく
- 全体的にクリーナーを拭き取る
- 中性洗剤とスポンジでこする
- 乾いた布で水分を拭き取る
- コーティング剤を塗っていく
- 最低でも3時間放置する
- まとめ
なぜサビが出てくるのか
最初はピカピカだったステンレスのシンクも、どんなに丁寧に使用していても、気づいたらサビや細かい傷などが出てくると思います。そもそもなぜサビが出てくるのでしょうか。サビの原因となるものは次のようなものがあります。
塩素系洗剤やしょう油など塩分が高いものが付着したまま放置する
これは多くの方が経験があると思います。カビ取りの洗剤の放置はサビの原因となるため、取り扱い説明書をよく確認し、決められた時間どおりで流すことが大切です。次に、醤油などの汚れがついているのに気づかず放置してしまったりすると、サビの原因となるためこまめに水で流すことをお勧めします。
置いたままにした空き缶などの金属類のサビ
ビールやコーヒーの缶などをゴミに出す前に洗う方も多いと思います。洗ってからシンクや付属のステンレス製の水切り籠やバスケットで乾かすこともあると思います。その時にこれらの缶がステンレスをサビさせる場合があるので注意が必要です。一般的にもらいサビといわれる現象です。
缶などを洗って乾かす場合は、なるべくキッチンのステンレス部分において乾かすのではなく、ふきんやでステンレス製以外の水切り籠で乾かすことをお勧めします。
塩素系のヌメリ取り剤(トリクロロイソシアル酸)
サビが排水口周囲に集中している場合は、塩素系のヌメリ取り剤(トリクロロイソシアル酸)が原因です。こまめにゴミネットを交換して、ぬめり取りの成分の入っている水がシンクに付着せずスムーズに流れるようにすることをお勧めします。もしぬめり取り成分が入った水がシンクについてしまった場合、乾いた布巾やタオル等で拭きとっておいた方がいいと思います。
キッチンのシンクのサビを落とすには
キッチンのシンクのサビがひどいんだよね。
毎日スポンジや雑巾でこすってみたけど全然落ちる気配がないよ。
しかもだんだんサビの範囲が広がってきている気がするんだ。
キッチンは頻繁に使う場所だしサビがあると気になるよね。
サビを放置すると最悪の場合穴が開いてしまってそこから漏水なんてことになる可能性もあるから早めに対処したほうがいいね。
サビ落としの方法を紹介していくね。
クエン酸を使う方法
洗面器やバケツなどの容器に水100mlを準備します。そこにクエン酸小さじ1/2を溶かし、クエン酸液を作ります。 サビの部分に粉末の重曹をかけて、その上からクエン酸液を少量かけると発泡します。 汚れが浮いてきたらメラミンスポンジを使ってこすり洗いし、水で洗い流します。 最後に乾いた布でシンクの水気を拭き取ります。
メラミンスポンジを使う方法
水で軽く濡らしたメラミンスポンジを準備します。濡れたメラミンスポンジでサビをこすっていきます。そんなに力を入れてこすらなくても、かるいサビであればおとすことができます。ただし、コーティングがされているところはメラミンスポンジでこするとコーティングも一緒にはがれてしまう可能性があるため、確認してから作業することをお勧めします。
重曹を使う方法
ステンレスを水とスポンジで軽くこすって掃除してから、サビに粉末状の重曹を振りかけます。 そのまま5〜10分ほど放置してから、スポンジでこすります。 サビをこすり落としたら、雑巾で重曹と水分をしっかりと拭き取ります。ただし、 アルミ素材の場合、重曹を使用するとサビができやすくなってしまうため注意が必要です。
クリームクレンザーを使う方法
ステンレスについたサビが頑固な場合は、クリームクレンザーを使用します。
クレンザーにはさまざまな種類がありますが、ステンレスの表面を傷つけないクリームタイプをおすすめします。
スポンジにクリームクレンザーをつけて、サビている部分をスポンジで円を描くように、くるくるとこすりながら落としていきましょう。
何度か繰り返しこすってもサビがなかなか落ちない場合には、歯ブラシを使うことも効果的です。
クリームクレンザーを水で流したあとは、雑巾や乾いたタオルなどでで水分をふき取りしっかりと乾燥させることが大切です。
メラミンスポンジでこすったらサビが簡単にとれたよ。
メラミンスポンジってすごいんだね。
だけどやっぱり毎日こすらないとサビが浮き出てきちゃうんだ。
せっかくきれいにサビを落としても、次の日にはサビが出てきてしまうのは困るね。
きれいな状態を保つのにお勧めなコーティング剤があるよ。
使い方を紹介するね。
きれいな状態を保つのにお勧めのコーティング剤
掃除をしてピカピカになったシンクは気分がいいものです。しかし掃除をこまめにしないと使用頻度が高いキッチンはまたすぐに汚れてしまいます。ですがコーティング剤を使用して表面にバリアを張れば、掃除してきれいになったキッチンを、水垢やカビ、サビから守ってくれます。今回はこちらの『ステンレス専用 シンクコーティング剤』を使ってコーティングしていこうと思います。
コーティング前のシンクの状態
広範囲にわたりサビが出ています。このまま放置すると、ほかの部分もどんどんサビてしまう可能性があります。
普段と同じ掃除をする
コーティング剤を使用する前に、いつも通り軽くキッチンのシンクの掃除をします。中性洗剤をスポンジにつけてこすっていきます。全体をこすって洗ってきれいになったら水で中性洗剤を流していきます。最後に雑巾などの乾いた布で水分を拭き取ります。
付属のクリーナーとスポンジで丁寧にこすっていく
コーティング剤に付属されているクリーナーとスポンジを使用して、シンクをこすって磨いていきます。クリーナーはよく振ってから使用します。付属のクリーナーをスポンジにつけてこすると、真っ黒な汚れが出てきます。この作業はコーティングの良し悪し左右する大切な作業なので、丁寧によくこすっていきます。全体的に擦ったら30分ほど放置します。
30分放置する
30分放置した後がこちらの写真です。特に見た目に変化はありませんが、内部までクリーナーが浸透して汚れを浮かせてくれているんだと思います。
雑巾やタオルなどでクリーナーで拭きとっていく
乾いた雑巾やタオルなどの布でクリーナーを拭き取っていきます。僕はちょうどいい布がなかったためフローリングシートを使用しました。真っ黒な汚れが付きました。
全体的にクリーナーを拭き取る
フローリングシートで全体的に拭き取りました。この時点でサビは目視で確認できないくらい落ちています。
中性洗剤とスポンジでこする
クリーナーを拭き取ったら、中性洗剤とスポンジで洗っていきます。クリーナーが残らないように丁寧に洗っていきます。全体的に洗ったら水できれいに流します。
乾いた布で水分を拭き取る
水分が残らないように乾いた雑巾やタオルなどで拭きとります。完全に乾くように少し放置します。
コーティング剤を塗っていく
付属の白い布にコーティング剤をしみこませて全体的に塗っていきます。この時に同じところに2度塗ってしまうとコーティング剤がはがれてしまうため注意が必要です。難しいですが1度塗ったところには触れないように丁寧にコーティング剤を全体に塗っていきます。透明で見えづらいのですがコーティング剤を塗ったところは濡れ感というかツヤがでるので、そちらを目安に塗っていくと塗りやすいかと思います。
最低でも3時間放置する
コーティング剤が硬化するまで放置します。最低でも3時間は放置します。完全に硬化するには6時間放置がいいということで僕は6時間放置しました。
サビだらけだったシンクがピカピカになったよ。
しかも毎日浮き出てきていたサビがまったく浮き出てこなくなったんだ。
毎日サビ落とししていたのが信じられないね。
コーティング剤を使ったらキッチン全体が新品になったように感じるよね。
まとめ
キッチンは使用頻度が高いため汚れがあると気になると思います。コーティング剤を使用してからはサビが出なくなったことと、水分をはじいてくれるためか水垢やカビも防いでくれているように感じます。毎日の掃除を楽にしてくれて、きれいな状態を保ってくれて、コーティング剤を使用してよかったと思いました。これからも定期的に使用していこうと思いました。
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